鳥取YEGは例会と委員会活動が主な活動です。
その他にも講演や研修、納涼例会、クリスマス家族例会、新年例会なども企画実施しています。
また地域活動への積極的な参加や、産官学金労言との連携を図り、地域活性化のための研究、提言、実践を行っております。
具体的には、鳥取の桜の名所である因幡千本桜を手掛け、後世に伝えていく活動や、
鳥取城跡復元の推進、お城まつり、しゃんしゃん祭りへの参画、鳥取県の滞在型観光に繋げるために星取県の推進事業など、
地域の商工業の発展のため多岐にわたる活動や、行政への提言を行っています。
その他、会員同士の交流や絆をはぐくむためにサッカーや、ゴルフなどの同好会もあります。
星取県×鳥取YEG
わたしたちは美しい星空を地域資源として全国に発信することに着目しました。
日本一のカニの水揚げ量から名付けられた「蟹取県」とともに日本一の美しい星空を売り込むため「星取県」と命名。全国の出版社や大手メディアなど110社に資料を送ってPRする一方、平井伸治知事や深澤義彦市長に「星取県」の名前入りの名刺を贈り、星空保全条約の制定などを提言してきました。
こうした動きを受け、県や鳥取市、観光団体、天文学関係者、宇宙関連企業と青年部による星取県推進会議を発足しました。
星取県推進活動
鳥取商工会議所青年部(鳥取YEG)は「星空」を地域資源として活用し広く発信することが鳥取県の発展に大きく寄与すると考え、「『日本一美しい星空』で『鳥取に元気』を!!」をテーマに、星取県推進の提唱とともに、さまざまなPRや観光イベントを実施しています。
主な取り組み
- 平成28年12月
- 「星取県パンフレット」を作成
- 平成29年01月
- 鳥取市内の店舗にサンドピクチャーを設置するなど、自主的な活動を開始
- 平成29年03月
- 鳥取県及び鳥取市に「光害防止条例の制定」や「星空を通した環境教育の推進」についての提言書を提出。同年12月の鳥取県星空保全条例の誕生に大きく貢献
- 平成29年10月
- グランピング事業(東浜海岸)【星取県 滞在型観光】
- 平成29年11月
- サッポロビール株式会社に働きかけて缶ビール「黒ラベル『星取県 鳥取缶』」の発売
- 平成30年03月
- 平成30年3月:日本郵便株式会社に働きかけてオリジナルフレーム切手セット「CATCH the STAR 星取県」の発売を実現
- 平成30年08月
- グランピング事業(湖山池)【星取県 滞在型観光】
- 平成30年12月
- 星取カレーの商品化、PR事業
Glamping
星取県×グランピング事業
星取県と滞在型レジャーを絡めた「グランピング事業」を、平成29年10月の東浜海岸に続き、平成30年8月に湖山池で開催。
県内外から多くの参加者を集め、青島での星取県をテーマとした観光資源としての可能性を見出すことに成功しました。
Senbonzakura
因幡千本桜の活動
今から約30年前。「鳥取に桜の一大名所が欲しい。後世に残る市民の共有財産として、どこにも負けない桜の名所を作りたい。」その思いのもと、昭和59年、鳥取商工会議所青年部に「因幡千本桜実行委員会」が立ち上がりました。
広大な場所探し、そして莫大な資金調達に奔走し、昭和60年4月6日。自治体、市民の皆さんのご協力をいただき、第1回の植樹が行われました。そして毎年の植樹を重ね、そして昭和62年3月。第5回を迎えた植樹でついに桜の樹木1000本を達成し、翌4月完成した「因幡千本桜」は鳥取県へ引き渡されました。
平成28年には台風の被害や枯れたりして千本をきってしまった因幡千本桜をもう一度、千本に復活する5ヶ年計画がスタートし、5年目の令和2年度に最後の植樹が行われ、因幡千本桜は見事、千本に復活をいたしました。鳥取YEGは「因幡千本桜 桜の園」をより多くの市民の方にご利用いただき、先人の思いをつないで、後世へ伝えていく活動をこれからも行っていきます。
MEMO
鳥取県立布勢総合運動公園内にある桜の園は、全長300mに及ぶ因幡千本桜と呼ばれる桜並木があります。公園内にはソメイヨシノをはじめとする様々な種類の桜が1,000本以上あり、現地への入口からこの公園にかけて、道路沿いにも桜の木が連なり、見ごたえがあります。
Kyokeno
強肩王®
誰が一番遠くにボールを投げるのか!? そんな単純で心揺さぶる、唯一無二の大会の企画実施を行いました。
全国から約200名の参加申し込みがあり、鳥取県の魅力発信にも一躍を担っています。
「強肩王決定戦」とは?
軟式野球ボール(M球)を使用し、いかにボールを遠くまで投げることができるかを競います。強肩自慢の方、野球経験の無い方、どなたでも気軽に楽しめる競技です。
Kotsu Festa
とっとり交通フェスタ
平成30年度、政策提言委員会を中心として「公共交通の利用促進」について政策提言書を作成。「市民、県民、自治体、バス事業社」が同じ問題を抱えながら過ごしてきた経緯に着目し、提言書を鳥取市及び鳥取県に提出しました。そしてその提言内容が実現。令和元年11月17日(日)、とっとり交通フェスタ「1日まるごとっとりバス!」というバスを用いた街づくりの事業が鳥取市で初めて開催されました。 フェスタ当日は、多くの会員がスタッフとして参加し、運営に携わりました。来場者は約3,000人。多数の市民が会場に足を運び会場内は来場者でいっぱいとなりました。パフォーマンスライブを皮切りに、バスに乗って楽しむ子供たちやバス綱引き大会、鳥取市長、名古屋大学大学院の加藤博和教授、地元高校生、大学生をパネリストに迎えてのシンポジウム、また、バスレンジャー「ノルデーV(ファイブ)」によるバスの乗り方教室も行い、会場内は大いに盛り上がりました。
MEMO
本事業は継続事業として毎年開催予定です。令和2年度は、令和元年度のような規模でのイベント開催が困難なため、できる範囲内でバス利用促進に繋がるバスイベントを企画。令和3年3月28日(日)、小学生以下を対象とした「ラッピングバスペイントイベント」を開催し、ステキなラッピングバスが完成しました。
Kirinjishi
麒麟獅子の保存継承
令和元年5月、麒麟獅子に幼少期から触れていただくことで、郷土愛を育み、地域の特色ある伝統文化を守っていってほしい想いを込めて『麒麟獅子の紙芝居』を制作しました。
制作は、青谷町出身で東京都在住の絵本作家おくむらのりこ様に依頼し、読み聞かせ動画も製作していただきました。令和2年度には、鳥取市内の60園を超える保育園・幼稚園、図書館に寄贈いたしました。日本遺産と共に地域の宝である麒麟獅子を後世に残していけるよう、今後も活動して参ります。
MEMO
麒麟獅子舞は、人々に幸福をもたらす芸能として因幡・但馬の地域に愛されており、約180の村々に受け継がれ、春と秋に行われる神社での例祭を中心に、ほぼ1年を通じて舞われています。『日本海の風が生んだ絶景と秘境-幸せを呼ぶ霊獣・麒麟が舞う大地「因幡・但馬」』が、令和元年度「日本遺産(Japan Heritage)」に認定されました。
鳥取YEG近年の受賞表彰歴
- 平成29年11月
- 全国商工会議所きらり輝き観光振興大賞
「振興賞」受賞(鳥取商工会議所)
- 平成30年2月
- YEG準大賞受賞
とっとり交通フェスタ
『1日まるごとっとりバス!』
- 平成29年
- YEG準大賞受賞
星空保全条例制定
-YEG提言が県条例に-
- 平成31年
- 星取県推進功労者知事表彰 受賞
- 令和元年
- 「第30回全国『みどりの愛護』つどい」
鳥取県都市緑化功労者知事表彰 受賞
- 1979(昭和54年)
- 鳥取商工会議所青年部設立総会
昭和54年4月11日 会員数29名にて、設立総会を開催 - (会長:中尾 収)
- 1981(昭和56年)
- 鳥取県知事、鳥取市長、会議所会頭との懇話会
- (会長:潮 巽市)
- 1983(昭和58年)
- 因幡千本桜事業着手
5月13日第二企画委員会で大規模な桜の新名所づくりが提案される
7月20日桜の新名所づくりを『因幡千本桜事業』とする基本構想を発表する
【コンセプト】『後世に残る市民の共有財産としての桜の新名所づくり』
9月20日
第二企画委員会が植栽用地や事業基金等についての具体的な検討に着手
■植栽用地 ①三山口周辺 ②津ノ井ニュータウンの公園 ③こどもの国周辺 ④布勢運動公園
■事業基金 ①戸別募金 ②法人募金 ③職域募金 ④街頭募金
12月15日
鳥取市長に対し植栽用地の確保について陳情する - (会長:児嶋 祥悟)
- 1984(昭和59年)
- 因幡千本桜事業
5月9日『因幡千本桜事業』を具体的に推進するための実行委員会を設置する
7月16日植栽候補地の有益情報を入手—用地問題に明るい兆しが!
【内容】鳥取県が昭和60年開催のわかとり国体終了後に、期間中の駐車場用地を 公園化して『桜の園』とする構想がある
9月7日第2回実行委員会を開催、基金の募金方法、PR方法、植栽方法等を検討する
10月8日第3回実行委員会を開催、県都市計画課長より『桜の園構想』について説明を受ける
10月16日鳥取県知事に対し、桜の園を植栽用地として提供してもらうための要望書を提出する
10月18日鳥取市自治連合会長に対し、市民運動としての戸別募金について協力要請する
10月30日鳥取県知事より、『桜の園を植栽用地として引き受ける』とのコメントが出される
11月3日鳥取市『木のまつり』において街頭募金を行う - (会長:今井 陸雄)
- 1985(昭和60年)
- わかとり国体、わかとり大会への協力/因幡千本桜事業
4月6日【第1回植樹】因幡千本桜植樹祭を実施、ソメイヨシノ30本を植栽
■場所 吉岡温泉へ向かっての国体道路に面した場所
■協力 鳥取農高、高草中学校、世紀小学校
10月20日第40回国民体育大会秋季大会『わかとり国体』が布勢総合運動公園で開催される
11月12日【第2回植樹】鳥取商工会議所創立100周年記念植樹、ソメイヨシノ100本を植栽
■場所—桜の園への通用道路の左右
3月16日【第3回植樹】ソメイヨシノ90本を植栽
■協力 修立小学校6年生(卒業記念) - (会長:今井 陸雄)
- 1986(昭和61年)
- 因幡千本桜「桜の園」完成
11月3日
【第4回植樹】ソメイヨシノ434本を植栽
■協力 私立保育園連合会(親子で参加)、鳥取市自治連合会有志など
3月 【第5回植樹】ソメイヨシノ316本、シダレザクラ30本を植栽。ついに1,000本達成!!
1987年4月30日(昭和62年度) 『因幡千本桜完成引き渡し式』を挙行 - (会長:縫谷 昌生)
- 1988(昭和63年)
- 中国ブロック商工会議所青年部運営研究会 主催
創立10周年記念事業実施 - (会長:寺坂 昌昭)
- 1991(平成3年)
- 「鳥取市のゴミ箱とベンチをつくろう」事業
完成したステンレス製ゴミ箱8基を鳥取市へ寄贈 - (会長:中尾 廣太郎)
- 1993(平成5年)
- 創立15周年記念事業実施
- (会長:山田 富士雄)
- 1995(平成7年)
- 鳥取東部地域に効率大学!10万人に署名運動実施
- (会長:山中 徳正)
- 1996(平成8年)
- 鳥取しゃんしゃん祭り「ウィンドウディスプレイコンテスト」事業
- (会長:森原 強)
- 1997(平成9年)
- 鳥姫線早期着工ステッカー制作
- (会長:石破 達己)
- 1998(平成10年)
- 創立20周年記念事業実施
- (会長:嶋田 耕一)
- 1999(平成11年)
- 久松山雑木伐採事業
- (会長:澤 健一)
- 2000(平成12年)
- 第18回中国ブロック大会 鳥取大会開催
- (会長:西尾 和男)
- 2001(平成13年)
- 鳥取32万石お城まつり「因幡戦国騎馬行列」事業
- (会長:英 義人)
- 2002(平成14年)
- 鳥取しゃんしゃん祭り インターネット生中継実施
- (会長:森 英明)
- 2003(平成15年)
- 第23回商工会議所青年部全国大会 米子大会に協力
- (会長:小谷 知史)
- 2004(平成16年)
- 創立25周年記念事業実施
- (会長:池本 百代)
- 2005(平成17年)
- 「とり・ひめ街道 夢フォーラム」開催
- (会長:瀧本 覚)
- 2006(平成18年)
- 県外視察を経て「いなばのお袋市」を構想
- (会長:荒川 恵)
- 2007(平成19年)
- 「いなばのお袋市」開催
- (会長:赤山 渉)
- 2008(平成20年)
- 創立30周年記念事業実施
- (会長:森下 泰年)
- 2009(平成21年)
- 「こだわりの一品」パネル展実施
- (会長:藤谷 誠)
- 2010(平成22年)
- 「ビーチクリーン作戦」実施
- (会長:阿部 高志)
- 2011(平成23年)
- 「エンジン01 文化戦略会議」オープンカレッジin鳥取 実施
2012年3月23・24・25日 鳥取市内にて開催
期間:2012年3月23日(金)・24日(土)・25日(日)
場所:とりぎん文化会館梨花ホール、鳥取環境大学
主催:エンジン01(ゼロワン)文化戦略会議
共催:エンジン01オープンカレッジin 鳥取実行委員会、鳥取県、鳥取市 - (会長:桶谷 靖志)
- 2012(平成24年)
- 「故郷の新しい風会議」実施
「コスプレちびっこアニソンカラオケ大会」実施 - (会長:吉川 浩)
- 2013(平成25年)
- 創立35周年記念事業実施
「エンジン02 鳥取・食のまつり2013」~先鳥(さきどり)の食卓~実施
2013年8月24日・25日、鳥取の「食」をテーマに、鳥取市中心市街地各所にて開催 - (会長:谷本 暢正)
- 2014(平成26年)
- 第32回中国ブロック大会 安来大会視察
- (会長:山﨑 弘嗣)
- 2015(平成27年)
- 第33回中国ブロック大会 鳥取大会開催
平成27年10月23・24日 、「きなんせ!鳥取!!~日本一の砂丘に嵐を起こせ!~」をテーマに開催し、 多くの方々にお越しいただきました - (会長:田中 健志)
- 2016(平成28年)
- 会員増強155%UP 達成
星取県の命名及び発信
鳥取県・鳥取市へ「星空保全条例」提言書を提出
鳥取YEG 各同好会設立
鳥取市お城祭り「奴踊り」の復活
千本桜の植樹再開 - (会長:牧浦 健泰)
- 2017(平成29年)
- YEG準大賞の受賞
YEG提言が県条例に
林修氏特別講演会 「やりたい事とできる事」開催 - (会長:福田 通拡)
- 2018(平成30年)
- 星取県推進功労者知事表彰
「鳥取産業会館フェスタ」開催
「まちなかコミュニティスペース まちこ」オープン - (会長:杉内 勝成)
- 2019(令和元年)
- 「第30回全国『みどりの愛護』つどい」鳥取県都市緑化功労者知事表彰受賞
「とっとり交通フェスタ『1日まるごとっとりバス!』」YEG大賞 準グランプリ受賞 - (会長:石畑 美幸)
- 2020(令和2年)
- 因幡千本桜 復元5ヵ年計画 千本復元
麒麟獅子紙芝居寄贈(鳥取市全ての保育園と図書館に寄贈)
多鯰ケ池 花火観賞会(会員家族対象)
政策提言書 手交(湯の街とっとり~自然エネルギーの活用で鳥取の活性化) - (会長:荒田 潤之介)