2017年度まち興し委員会

第7回まち興しオープン委員会を開催しました

2017年06月14日

宮崎県日南市商工政策課マーケティング専門官の田鹿倫基氏をお招きし、まち興しオープン委員会を開催致しました。

6月13日(火)15:00より鳥取市中心市街地の商店街を視察、同日19:00より鳥取商工会議所にて鳥取県、鳥取市中心市街地活性化協議会、商店街振興組合など、外部からもご参加いただき意見交換会が行われました。

商店街視察については、鳥取の町を網羅されている、まち興し委員会の植田委員によるガイドで、鳥取商工会議所発着にて2時間ほどかけてゆっくりとまわりました。地元に住み、商いをする私たちにとっても再発見のまち歩きとなりました。

意見交換会においては、中心市街地活性化という大きなテーマのもと、それぞれのお立場からの様々な意見交換が行われました。

※いくつか重要なキーワードが出てきましたので【 】にて表記しております。

【アイデアの価値は下がっているが、行動する価値は上がっている】

商店街とは何なのか?商店街のあるべき姿とは?【小売からの脱却】

商店=小売に限定せず、新しい商いやオフィス誘致でも商店街活性化に繋がる道はある。中心市街地活性化とは賑わいの創出。方法論は多様である。

また、ターゲットは【域外】【域内】どちらを狙うのか?【域外】の人を顧客として持つ人を誘致する等。

アクセスについて、駐車場問題はどの地域でもあがるが、車よりも先に【核となる店や場所】をつくる。強力なコンテンツがあれば人は来るし、不便だとクレームも来る⇒市民からクレームが出始めると、【行政は動きやすい】⇒それぞれの【やる気スイッチ】を見極めて押すと物事が動き出す。

中心市街地にある歴史などの【文化的土壌】はキーとなる。

何をやるかも大事だが、【どうやるか】はもっと大事。

活性化の戦略的なマネジメント組織を出資する形で株式会社化するなどし、マッチング業務、地権者が物件を貸し出す際に生じる手間の請負業務等、【マネジメント組織は重要】である。

商店街を【安心して商いをやめられる商店街】にして、商店街全体の循環を促す。 などなど。

お人柄もまっすぐで、数々の実績を残され、かつ現在も進化を続けていらっしゃる田鹿講師のお言葉は胸に響くものがありました。

貴重なこの機会を大切にして、鳥取のまちがより良くなるように落とし込んでいきたいと思います。

本日19:00からの6月例会では田鹿講師がご登壇されますので、どんなお話になるのか大変楽しみです。

 

ブログ更新: 金居洋子