城北高校「設計ワークショップ」

2018年10月23日

鳥取まちおこし委員会は今年度新たなまちおこしとして「まちなかコミュニティープレイス」を創り出す事業を行っております。

この事業は、鳥取商工会議所青年部と城北高校と日本財団の３団体がタッグを組み、まちなかに若者が足を運べるような場所をつくり、みんなが集まりたくなるような企画を計画していく事業です。

まずは青年部と城北高校の先生、２年生の生徒さんと打ち合わせ。「どんなことをしたいか」「どんな場所が良いか」など高校生の生の声を生かせるようヒアリング。場所については駅前のサンロードや、若桜街道周辺など空き店舗を見て回りました。ここで一番の問題点は耐震基準でした。昭和56年に法が改正され、それ以前に建てられた建物は耐震基準を満たしておらず、空き物件はほとんど基準をみたしていないものでした。そこで！！一緒に協力していただいてる日本財団さんが中心市街地にオープンした「まちなか拠点」の２階を活用してみてはどうですか？との意見をいただき、場所はまちなか拠点に決定となりました。

↑↑ここがまちなか拠点の１階部分です。階段をあがったところが「まちなかコミュニティープレイス」となります。

当委員会には白兎設計の設計のプロ！菅原さんが副委員長としておられるのでプロから見た設計の話や、値段の話を聞きながら設計から施工まで体験してみるというワークショップを城北高校で開催する運びとなりました。

９月２５日、第１回目のワークショップを開催！

城北高校の田中先生、そしてYEGの杉内会長からのあいさつを聞きワークショップスタート！！

１回目のワークショップでは「コミュニティープレイスでどんなことをしてみたいか」「映画上映するならどんな映画を観たいか」「どんな名称をつけたいか」「予算配分」と４項目について協議しました。７グループに分かれ、各グループにYEGメンバーが一人入り進行していきました。

様々な意見が出る中、その意見をまとめるというのが一番大変だったかもしれません。

最後に各グループ発表してもらい、他のグループの意見をみんな真剣に聞いていました。

その意見を当委員会で共有し、まとめることに・・・。

「コミュニティープレイスでどんなことをしてみたいか」については「自習室として利用したい」「飲食がしたい」「Wi-Fiが欲しい」という意見がすべてのグループに含まれる意見でした。しかしその中で「相談できる場所が欲しい」という意見もあり、異世代で関わりながら色々な相談や話ができる場所を提供するのもおもしろいのではないかと幅が広がり、今後はもっともっと柔軟な意見を拾いあげながら発展させていけるのではないでしょうか。

映画上映については「自主製作映画の上映」という意見が上がり、高校生から見たまちなかをドキュメンタリー映画として城北高校の生徒さんに制作してもらうことになりました。これはとても楽しみな企画だと思います。オープンの記念として上映できるのではないでしょうか。

「名称」についてはとてもユニークな名前がたくさんあがり、これは投票にて決定する予定です。現在集計中なので近日公開できると思います。

「予算について」はとても難しいテーマで、少し時間が足りなかったこともあり第２回目のワークショップでより深くまとめられるよう次回の課題となりました。

１０月２２日、第２回目のワークショップを開催！！