6月例会を開催しました!
2015年06月15日
去る平成27年度6月10日に例会を実施しました。日本YEG直前会長の仲田憲仁氏をお招きし、日本YEGの組織のあらましや、昨年度会長を務められた際に実行された全単会訪問の際の体験談などをご講演いただきました。以下、講演の一部要約を掲載します。
(仲田氏 講演の要約)
沖縄県うるま市出身、昭和43年生まれです。子どものころは、ずっと野球をやっていました。営業職を10年勤めた後、仲間3人と会社を立ち上げて、ちょうど10年になります。立ち上げたときは、借金もできないくらいでしたが、今では沖縄から札幌まで事業を広げています。売り上げも3000万から30億円になりました。自分の力ではなくて、社員の力だと思っています。
日本YEGの会長は各単会会長に承認されてなるのですが、一人一人の会員は選んだという意識がないと思います。私の場合は、会長予定者が急遽選挙にでることになりました。沖縄から会長を出したいという思いから、引き受けることにしました。会長になって最初に仕事は人事です。副会長や専務理事。委員長を会長が選びます。会社を作ってきた経験から、人事は好き嫌いではなくバランスを考えて選びました。副会長・専務理事にはブロック代表理事経験者を配置し、あとはフィーリングが合うことと、YEGを愛している人間をこだわって選びました。
会長が選んだ人間は味方です。ブロック代表理事は各地区から選ばれるので、自分が選んでいませんからある意味「敵」なんです。自分は組織を動かすためには、ブロック代表理事との関係が大事だと考えました。飲みに行ったりして相手の懐にとび込みました。難しい人ほどしっかり話をしました。キーワードは「家族」です。毎回みんなが集まるたびに「おかえりなさい」と言いました。まず動こう、たくさん繋がろう。そして強くなろうという思いを込めて取り組みました。
実はここに集まっている全員が日本YEGです。3万人の会員がいます。しかし、単会の意識の方が圧倒的に強いです。日本YEGは、一会員のための組織です。なにが求められているのか全国の408単会をまわって聞きました。各単会で話したことは、まずみんな日本YEGの会員であるということ、そして世界の中心は地域であって、東京や大阪ではないこと。ここでは鳥取が世界の中心です。東京や大阪などの外のメンバーを呼び込んで、鳥取の良さを見せつけることで、ビジネスマッチングが生まれ、地域を活性化させることにつなげることができると考えています。
(要約 以上)
大変、熱意あるご講演をいただき、講演後の質疑応答も活発に行われました。その後、会場を変えて講師を囲む会を行い、講演では聞けなかったような個別の事柄についても各会員からの質問に一人一人丁寧に答えてくださいました。仲田様、大変お忙しい中、鳥取YEGのために遠路はるばるお越しいただき、誠にありがとうございました。
各会員がYEGについて大いに理解が深まった講師例会となりました。