因幡千本桜「桜の園」記念植樹を行いました!!
2017年03月14日
3月11日(土)青空のもと、鳥取市布施「桜の園」にて、因幡千本桜記念植樹を実施いたしました。
まずは、長々とその趣旨、事業計画を記載いたします。
【趣旨】
鳥取商工会議所青年部では、昭和58年度より『因幡千本桜事業』に着手し、昭和62年4月に完成引渡し式を執り行い、西尾元知事に目録を贈呈致しました。当時、『市民参加で桜の一大名所を』をスローガンに掲げ市民県民は勿論、故郷を愛する気持ちが盛り上がり自治会連合会や企業など、いわば市民運動として植栽が進められたと聞いております。その後、30年余りの歳月が経ち公園の樹木も大きく成長するもの、朽ちたり、枯れたものも散見されるようになりました。桜の寿命は、品種にもよりますが、50年から60年が一般的です。私たちの諸先輩が手掛けられた公園が、県民の皆さん、来鳥された皆さんに広く親しまれ、春の桜の名所は勿論のこと、四季折々の桜の姿を後世まで楽しませてくれる『桜の園』であるためにも、桜の贈呈、植樹を致したく思った事が今回の事業趣旨になります。
【事業計画】
◆単発的事業ではなく、継続的事業として実施する(先ずは5ヵ年で植樹計画をし、経過を観察しながら、5年ごとに事業を再考する)
◆寿命を迎える桜、腐食している桜の更新を考慮し、桜の園での千本に固執することなく布勢公園全体の景観を配慮した植樹を実施する。
◆30年-50年先の景観を意識し、長期的に継続可能な範囲での植樹(土壌改良含む)を実施する(目安は年間20本程度)
◆ただ、桜を植樹するだけではなく、桜の木の経過観察、メンテナンス(水やり等軽微なもの)、植樹前の公園自体の清掃なども実施することを検討する。
◆様々なイベントをプロデュースし、または他団体のイベントとコラボレーションする事で、県内外へ桜の園の魅力を発信し認知度の高い観光名所を目指す。
上記、趣旨、計画のもと、打合せ、申請、土壌改良、、準備を経て植樹当日を迎える事が出来ました。この事業に携わって頂いた全ての方に感謝申し上げます。
式典も、平井知事、鳥取県体育協会、油野会長、鳥取商工会議所、英副会頭のご来賓の方々よりご祝辞を賜り、当時大変なご尽力を頂きました縫谷OBの挨拶、過去の年表をスライドで披露し、目録を贈呈(本年度はヤマザクラ20本)し、ご来賓の方々に記念植樹を行って頂きました。
その後、YEGメンバーで、本格的に苗を植え付け、作業も滞りなく終了いたしました。
有難いことに、様々なメディアに取り上げて頂き、当会の中でも思い出に残る大事業となりました。
桜の花は春に咲きますが、桜の木は1年中生きています。
今後は季節ごとの桜に会いに、桜の園を訪れたいと思います。
まずは無理をせず5ヵ年計画を遂行いたしますがその間様々なイベントや施策(仕掛け)が出来たら楽しいですね。
このブログをご覧になった皆様、まずは本年の桜の咲く頃、是非「桜の園」を訪れて頂きますようお願い致します。