2月10日（土）に、鳥取市青谷のあおや和紙工房にて当委員会主催のオープン委員会を実施しました。

テーマは「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」 。

デジタル通信やプリンター出力が主流の昨今ですが、鳥取の地元で守られ続けてきた文化である「紙すき」を体験することで、鳥取の良さを再発見し、業務関係でのアイデアのひらめきなども期待できるのでは、と企画いたしました。

スタッフの皆さんに丁寧に手順を教えて頂きながら、様々な技術や歴史、原材料のお話しをお聞きすると、紙というのは生活や仕事でも切り離せない存在であることを再認識することができました。

また、青谷町、佐治町の紙すきの音は環境省の『残したい日本の音風景100選』にも選ばれているとの事。

その音に耳を傾け、寒い中、冷たい水を使って作業をされる方々に思いを馳せながら、貴重な体験をさせていただきました。

http://www.tbz.or.jp/aoya-washi/

紙すき体験は随時参加できるそうです。

これからも鳥取のものづくりに関心を持って、子ども達にも伝えていきたいと感じております。

ご参加下さった皆さん、ありがとうございました。