鳥取県立青谷高等学校にて「就職者内定セミナー」を実施しました
2022年1月31日New
2022年1月13日(木)に、鳥取県立青谷高等学校にて「就職者内定セミナー」を実施しました。
2011年11月に行った「職業人に学ぶ」講演会が好評を博し、就職が決まった高校三年生に向けて、働くうえでの心構えやマナーなどを伝え、職業意識を高めることを目的として講演を行いました。
⇒ 2021年11月に実施した「職業人に学ぶ」講演会の記事はこちら
前回に続き講師として商工会メンバーから西川ピアノ調律所のオーナー・西川氏と、株式会社Webもりの代表取締役・大森氏が登壇し、働くうえで大切にしてほしいメッセージを伝えました。
鳥取県立青谷高等学校
〒689-0501 鳥取県鳥取市青谷町青谷2912
鳥取県立青谷高等学校は、普通教科を学習する文理探究系列コースのほか、ビジネスや保育、芸術を学べるコースなど特色あるカリキュラムを持つ学校です。
高校卒業後に就職をする生徒も多く、本講演のような職業について理解を深める取り組みなども行っています。
大森氏の講演│仕事の時間を楽しんで
大森氏の講演では、仕事につまずいた知人の話などを例にあげながら、働くことと仕事の違い・働く大変さについて説明しました。
学校のように丁寧に教えてもらえることばかりでないこと、様々な年代の人とかかわっていかなければならないことといった仕事の難しさを伝えたのち、ビジネスマナーチェックと題したクイズを出題。
クイズ形式で楽しく「列車の中で電話がかかってきた時の対応」や、「終了した仕事の報告先」、「メールの書き方」などについて考えさせました。
スマートフォン世代の生徒たちにとってメールの書き方などは特になじみがなく間違う問いがありました。生徒からの実施後のアンケートでは、社会人のマナーや常識について気をつけたいという回答が多く寄せられ、意識づけになる機会となりました。
講演の最後に大森氏は「一日のうち8時間は仕事の時間。人生の大半を仕事に費やすなら、自身のスキルアップや感謝の言葉を励みに楽しく働いてほしい」と応援の言葉を伝えました。
西川氏の講演│選んだ仕事とポジティブに向き合う
西川氏の講演は、前回と同じく車座になって生徒一人一人から将来の夢や幸せに思うことを聞く対談形式ですすめられました。
将来の夢として「美容師になる」と書いた生徒に、「就職は美容室?専門学校に行かずにすぐに働き始めるの?」など具体的に質問。自分の言葉で将来の夢を語ることで、生徒たち自身が働く目的を認識してモチベーションが高まっていました。
講演の終盤で、西川氏は小箱を取り出し生徒たちに「1秒で選んで取って」と飴を配布しました。
「その飴を1秒で選んだように、卒業というタイムリミットに迫られて仕事を選んだ。それを味わって楽しむのも、投げ捨ててしまうのもその人の受け取り方次第。」と話し、仕事に向き合う姿勢について考えを深める実体験を行いました。
西川氏は「小さなことでも自分で決めること、自分との約束を守ることを大事にして、楽しみを見つけて働いてほしい」と熱いメッセージを伝えました。
先生方からの声│社会人の生の声が聴ける良い機会となった
先生からは「コロナを受けてオンライン講演が増え、直接講師の方の声を聴く機会がなくなってしまったが、生の声を聴かせるのが一番いい。鳥取で働いている方から直接話を聞けて生徒たちにとって良い勉強になった」と満足された感想を頂きました。
これからともに鳥取で働いていく若者に向けてメッセージを伝えられたことは商工会議所としても大変貴重な時間でした。
商工会議所は今後もこうした地域貢献活動を行っていきます。
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